『Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait.
(人生において、人は何かをしなかったということ以外に後悔するものではない。)』
これ、私の好きな言葉の一つです。
フランス人作家のジャン・コクトーという方の言葉。
さて、今年はいろいろな意味で変革の年でした。世界にとっても、自分にとっても。
プライベートなことを先に言ってしまうと、6月から職場が変わってました。まぁ、2年間、他の企業に出向へ行って、戻って来たというだけなのですが。職場環境がガラリと変わったことは大きな変化です。
あとは皆様も承知のとおり、新型コロナウイルス。この影響によって、会社・個人の働き方、普段の生活ですらも大きく変わってしまい、なかなか密度の濃い一年となりましたね。
この2つの変化が、私の創作意欲向上とたまたまぴったり重なりまして、「本格的に小説を書くぞ」と心に決め、7か月が経ちました。長いような、短いような。
長編小説1本を書き上げ、短編小説も10本くらいは書いたのかな。今年は短編小説の公募6本しか出せませんでしたが(うち3本は来年の結果待ち)、去年まで全く小説を書いていなかった事実を考えると、去年の自分にすごく誉められそうです。「やるな、来年の自分!」って感じで。
来年も、今の自分に褒められるよう、頑張ります。次は長編の公募を出します。
小説書きの他にツイッターも始め、創作界隈へ首を突っ込んでみて思ったことが1つあります。
それは「すごい人がゴロゴロいるぞ……!」ということ。みんな、それぞれの強みを生かしつつ、葛藤しながら活動していらっしゃる。そんな小物的な感想しかないけども。
いや、ほんと、凄い。
私は、全ての創作者に敬意を称する気持ちで、いつも皆さんの作品やら呟きやらを眺めています。
文章が単純に美しい方。
言葉選びが秀逸な方。
ストーリー構成が非常に見事な方。
何を伝えたいかがはっきりしている方。
批評や講評がとても素晴らしい方。
黙々と己の執筆を続ける方。
コミュニケーション能力が高い方。
エトセトラエトセトラ。
みんな、自分の魅力を最大限に活かしている。それだけでもう凄いことだよ、みんな素晴らしい!
今年の私は「読む」より「書く」を優先していました。来年も7月くらいまで出したい公募が続き、あまり余裕もない予定なのですが、それ以降は活動の仕方を少し変えて、皆さんを応援しつつ、執筆していきたいなと考えているところです。
私はいつも、ツイッターで変なことばっかり呟いてますけど、一応、「何かしらの気付きがあるようなことを言わねば!」と念頭に置きながら文章作っています。あとは、自分にとって文章の訓練と勉強。
140字って、短いようで、意外に「端的に物事を伝える」ことができる、微妙にぴったりな文字数な気がしています。
極力、愚痴は吐きたくない。でも、自分は弱い人間だから、吐きたくなる。
極力、人の否定はしたくない。でも、自分はひねくれた人間だから、熱くなることもある。
来年もまた、呟く文章にも気を遣いつつ、小説を書き続けたいなと思っています。
まぁ、そんな感じです。ツイッターで知り合った皆さん、Web小説サイトで出会った皆さん、来年もよろしくお願いいします。ちょっと早いですが、良いお年を!
来年はもっと気軽に絡んでね。