**注意**
本記事は、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)氏の大人気漫画『鬼滅(きめつ)の刃』の設定を拝借し、筆者が勝手に二次創作しようと設定を書き連ねたものです。
著作権の問題もあるので、完全なる趣味とご理解ください。
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■■鬼滅の刃・北海道開拓篇■■
時代は明治、舞台は北海道・札幌。
夜の闇にうごめく鬼たちが闊歩(かっぽ)する札幌の街。雪の呼吸を操る女剣士・松浦伊雪(まつうらいぶき)が鬼たちを抹殺すべく暗躍する、歴史に埋もれた物語。
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)は北海道を支配するべく最凶の鬼を札幌へ遣(つか)わせていた。十二鬼月(じゅうにきづき)をも越える力を持った上弦ノ零(じょうげんのれい)・新月(しんげつ)。
鬼殺隊(きさつたい)・札幌支部へ新たに配属された新米隊士である坂本象二郎(さかもとしょうじろう)は、雪がしんしんと降り積もる初任務の日、偶然、上弦の鬼・新月と遭遇。自分の力では全く歯が立たず、その戦いで死を覚悟したが、たまたま近くを通りがかった雪柱(ゆきばしら)・松浦伊雪に命を救われる。
※明治時代初期なので、竈門炭治郎(かまどたんじろう)は出てきませんし、漫画の柱たちも出てきません(生まれてません)。上弦6名は100年以上、顔触れが変わっていない設定だったので、漫画と同じです。
十二鬼月の参考資料はこちら。
■松浦伊雪(まつうらいぶき)(20)。
鬼殺隊・札幌支部の雪柱。歴代にただ一人しかいない『雪の呼吸』の使い手。性格は冷静沈着、容姿は端麗で『春に降り注ぐ、儚い牡丹雪(ぼたんゆき)のような女性』と周りから囁かれる。
日輪刀(にちりんとう)の名前は『雪華青女(せっかせいじょ)』。六華(りっか)(雪の結晶)のような形をした白銀色の鍔(つば)が特徴的。
※雪華『雪の結晶。または、雪が降る様子を花に例えた様子。』
※青女『古代中国の雪の女神になぞらえた雪の別名。』
【雪の呼吸 剣技一覧】
雪のように舞い、雪のように降り注ぎ、雪のように華麗な剣技が特徴。その振る舞いは、さながら雪を司る女神のよう。呼吸音は『すうぅぅぅ』。
・壱(いち)ノ型 細雪(ささめゆき)『細やかにまばらに降る雪。』
細かい斬撃を雪のように繰り出す。雪の呼吸の基本技。
・弐(に)ノ型 灰雪(はいゆき)『まるで灰が降っているかのようにヒラヒラと舞い落ちる雪。普通の雪。』
上方からいくつもの斬撃を振り下ろす剣技。
・参(さん)ノ型 淡雪ノ舞(あわゆきのまい) 淡雪『泡のようにふわふわで柔らかく、すぐに溶けてしまう雪。』
流麗な足さばきで敵を翻弄する足技。
・肆(し)ノ型 回雪吹雪(かいせつふぶき) 回雪『回るように舞っている雪。』
回転しながら無数の斬撃を繰り出す技。
・伍(ご)ノ型 宿雪ノ風花(しゅくせつのかざばな) 宿雪『溶けずに残っている雪。』 風花『風上の雪が積もっている場所から風に舞って飛んでくる雪。もしくは、晴れた日に風に流されながらチラチラと降ってくる雪。』
華麗な足さばきで、残像を残しながら、四方八方から斬撃を繰り出す回避も兼ねた剣技。
・陸(ろく)ノ型 雲雀殺(ひばりごろし)『春のヒバリがさえずる季節になってから降る大雪。』
目にも止まらぬ速度で敵を切りつける突進術。
・漆(しち)ノ型 乱れ雪月花(せつげつか)『白居易の詩「寄殷協律」の一句「雪月花時最憶君(雪月花の時 最も君を憶ふ)」による語。雪・月・花という自然の美しい景物を指す語である。』
美しい雪景色が乱れるほどに敵を切り裂く連続技。
・捌(はち)ノ型 霏霏太平雪(ひひたびらゆき) 霏霏『雪が絶え間なく降り続いている様子。』 太平雪『春に降る薄くて大きな雪。』
全方向から連続で敵を切りつける剣技。
・玖(く)ノ型 終雪(しゅうせつ)・不香ノ花(ふきょうのはな) 終雪『春を迎え、その年最後に降る雪。雪の別れ、忘れ雪、雪の果てとも呼ばれます。』 不香の花『香りのない花という意味の雪の別名。』
雪の呼吸の最終奥義。
これを頸(くび)に食らった鬼は、自らの血の香りすら感じる間もなく、息絶える。
雪の種類・意味の参考資料はこちら。 mittun-zakki.com
■坂本象二郎(さかもとしょうじろう)(18)。
『水の呼吸』の使い手。「苗字が同じなので、僕は勝手に、坂本龍馬を崇拝しているんです!」とよく周りに言っている。
北海道では寒すぎて、うまく呼吸ができず、技が出ない。
雪柱である松浦と任務を続けているうちに、雪国での呼吸の仕方を覚え、やがて、『水の呼吸』を『氷の呼吸』へと進化させる。
水の呼吸の参考資料はこちら。
※※そのうち、また更新するかもね※※