言葉の煙霞

言葉は、無限の可能性を秘めている。

【お題:あなたの人生を変えた小説はなんですか?】

【目的:執筆している作者様または読者様と価値観を共有したい!】

 

f:id:hinata_manabe:20200520123706j:plain


 こんにちは。真辺陽太と申します。男性です。しがない会社員をやってます。年齢は秘密です。

 ここでは物語の中では語れない、なんやかんやを語りたいと思います。

 

 私が物語を描きたいと思ったきっかけは、2つあります。

 

 1つ目は中学校の頃、漫画を描いていました。ストーリー性のある物語を空想することが大好きな子供だったのです。家族旅行の時には、高速道路を走る車の窓に頭を傾け、外の景色を見つめながら、かっこいい勇者が可愛い女の子を救い、魔王を倒す。星から降ってきた妖精が、散らばった星のかけらを集めて武器を取り、悪を倒す物語などを空想し、一人にやにやしていた少年でした。
 しかし、強烈なまでに絵心がなくて、挫折。


 2つ目は中学校の頃に見たジブリ映画『耳をすませば』。ん? これ言っちゃうと、年バレない? まぁいいか。
 あの映画は、自分の中で革命的でした。主人公の雫が猫を見て「物語が始まる予感がする!」と呟きながら、街を駆け抜け、古びた雑貨屋を見つけるという描写が、子供の冒険心をかき立てました。その後、受験勉強そっちのけで、自分を試すために小説を書き始める雫を見て、私の創作意欲をくすぐりました。「あぁ、物語はこういう表現の仕方もあるのか」と文字だけで世界を創作してやるぞ! という決心がつきました。

 ただ、当時は小説なんて読むこともなく、ドラゴンクエストやら、ファイナルファンタジーやら、バイオハザードやら、ゲームの世界を小説で二次表現する形で、文字を連ねていました。久美沙織さんがドラゴンクエスト5のノベルス版を執筆していたので、その小説を読むくらいでした。試験前なのに、夜が明けるまで物語を鉛筆でノートに綴っていた中学~高校時代。いい思い出です。

 


 そんな中、流石に大学受験が近づいてきて、受験勉強をしようと重い腰をなんとか机の椅子に乗っけていた頃、真辺少年に、痛烈なる出会いが訪れます。

 

 江國香織さんが執筆しました短編小説『デューク』。

 


 この物語が、大学のセンター試験・国語の問題で出題されたのです。

 

 ……鳥肌が立ちました。

 

 こんなにも美しくて、素晴らしい世界を、小説で描く人がいるなんて!
 しかも、わずか数分で読めてしまうのに、世界がありありと頭に浮かぶのです。

 試験そっちのけで、物語を隅々まで読み、その世界の片鱗に触れ、心の中でため息をついていました。
 そのお陰で、現代文は満点を取りましたが、古典は散々な点数でしたけどね。
 
『とにかく泣ける話で全国の試験会場で問題を解きながら泣き出す受験生が続発したという伝説が生まれた』ようです。byネット

matome.naver.jp

 


 そこから小説に対する人生観が変わりました。


 受験を終え、無事、大学に合格した後は、持っていた国語の参考書に載っている小説を片っ端から読み漁り(←受験前にちゃんと勉強しろよって話ですが)、気に入った作者がいれば、まちの小さな図書館に走り、小説を借りまくりました。

 

 当時、発掘した小説家は、他に山田詠美さんという方です。この方の物語も美しく、人間の脆くも儚い心情を見事に表現していました。『晩年の子供』は傑作です。是非とも、一読あれ。

 

 

 そんなこんなで、私の物語は、文章が美しい小説家の皆様に、かなり影響されています。ちなみに、ドラゴンクエストのノベルスを書いた久美沙織さんも、美しい文章を紡ぐことで有名です。


 大学時代に出会った森絵都さんは、私の最も好きな小説家の一人です。プール飛び込み競技の青春を描いた『DIVE!』は傑作です。こちらも、一読あれ。

 


 と、前置きが長くなりましたが、執筆を行うまたは文章を読む皆様へご質問です。

 


「あなたの人生を変えた小説は何ですか?」