言葉の煙霞

言葉は、無限の可能性を秘めている。

短編小説集

Your Letter

――あなたが置き忘れた気持ちは、なんですか? 2,000文字の短編ですよ。5分で読めますよ。 昔、アップしてたものを、タイトルと中身を少し改稿して、ここでもアップします。 ********* 「郵便です」 無愛想な表情をした郵便配達の男が、今日もやってきた。 …

はりねずみと君に

2,000文字の短編です。家事・育児の合間に書いたものです。 詞先小説という、私が勝手に作ったジャンルの物語です。数年前に作った詩の世界を小説にしてみました。 『「この世界には、痛みが感じない世界もある」この話は、そのことに出会った、ある夏…

こぼれた愛に、コロネーション

愛に一度溺(おぼ)れると、心が渇望したとき、身体に染み付いてしまった愛が泣いているように思える。

無意識の贖罪(しょくざい)

人と付き合うと、なんとなく、罪の意識を持てよと思うことがある。 私はそんな人間の一人だ。 でも、それをなんとなく許容しているうちに、自分自身へ罰が下っているような錯覚に囚われる。つまり、人と付き合うことは、巡り巡って、自分を罰することになる…

魔女の独り言

小さな村にアンケゴークという魔女が住んでいました。 これはそんな魔女が紡ぐ、短い短い、独り言。

砂にまみれた砂を呑む

砂にまみれた女の23年間の軌跡。 意外に長い短編小説。 果たして短編小説と呼べるのか。 思いつくままにつらつらと書き上げただけの物語。 R15です。

月を見たい彼女は、ウサギのお面を被る。

ちょっとした短編小説です。8,000文字くらいです。 現実に疲れたあなたへ、ちょっぴり非現実で、オレンジジュースを飲み干したくなるような、そんなお話。 通勤、通学、お昼休みに是非。 あなたの世界が、素敵でありますように。 こんなにも、世界は美…

翡翠色(ひすいいろ)のビー玉

あなたは世の中の理不尽を許せますか? 七、八年前に書いたであろう短編です。改めて読み返してみましたが、これ、そのままアップできるんじゃない? と思って、特に推敲せずアップしてみました。つながりが変なところは、ご容赦。 これを読んで、やっぱり自…

海猫は東雲色(しののめいろ)に舞う

全12,000文字程度の短編小説です。 会社に不満を持ちつつも、どうしようか悩み、それでも前に進むしかない若者へ捧げる物語です。 お時間があるときに、是非。

指先に、雪だるま

この雪がとける頃、私は大学生になる。 人間は誰しも、ぬるま湯の中に片足を突っ込んで生きている。私も同じだ。 でも、このぬるま湯の温度を上げる術を、探しているのだ。 体温を下げないよう、気を遣いながら。