言葉の煙霞

言葉は、無限の可能性を秘めている。

冬春夏、やがて秋に染まりし

恋吹雪(れんふぶき) 「浅はかでした。」 呟いた涙は戻らない。 今日も降り続ける。 あなたへと吹きすさぶ未練 冷たい恋慕。 会いに行くふりをして 傷つけた愛しさは なれの果て 拾い集めても 目に見えるのはぞんざいな愛の証 消えるように響く時雨の足音 …

コンタクトレンズ式彼女

俺は彼女を選べる。 昔から彼女に不自由しなかったし、まるでコンタクトレンズを交換するかのように、常に新しい出会いを欲していた。 付き合うってなんだろう。好きってなんだろう。 そんなことを少しだけ考えるお話です。 「あなたは『好き』を手入れして…

スカイ・ノット・ツリー

僕は写真を撮ることが日常だった。でも、拓哉の何気ない一言で、その日常が曇り始める。 そんな中、高校の修学旅行が迫っていた。行先は東京。いつもと違う日常に、挨拶すらしたことがないクラスメート・月浦水奈という存在が紛れ込むことで、僕らの非日常が…

☆012.独身のままでもいいじゃない!

「知ってるか? 子供を三人産んだら、月に六万円もらえるかもしれないぞ」 金曜日、やや混雑した電車の中。つり革に掴まらず、扉に寄りかかっていてスマホで今日のニュースを読んでいると、高梨真一の耳にそんな声が届いた。視線だけちらりと横に向けると、…

理系コンストラクション【第2号 非破壊レーザーに死角なし⑤】

5.彼女の世界に死角なし 液晶画面に表示された波形は、赤や黄、青の色彩がくっきりと映えていて、うっとりするほどに綺麗だった。 キリリリ、と河原の方から不思議な鳴き声が聞こえた。なんて鳥だろう。頭にそんな考えがよぎったけど、私は新しいレーダー…

夜遊びコンテストvol2に参加してみたよ。

monogatary.com様が主催する、『お題「【YOASOBI】東京、二人の波形」』に物語を投稿しました。 『始まらない恋』と言うものを描いています。 自己完結型の恋と言っても良いです。 文字数は約一万文字。 もやもやした気持ちになりたい人は、読んでみてくださ…

エモさ(もののあはれ)に音楽を推す。

今、小説をひたすら執筆していて、ブログが全く更新されないのもアレなんで、趣味の記事を書く。 自分の好きな音楽を、勝手に推して、皆さんにエモさへのわかりみを深くしてもらうものだ。 これって、創作に重要だと思うのです。 女性シンガーが好きな人は、…